2020年2月13日木曜日

反日種族主義批判「イ・ヨンフンによって歪曲される」慰安婦のイメージ 1「楯師団の慰安婦、文玉珠」後半「強要と自発的」

      4、騙されて泣きながら抗議したものは「意志によるもの」とし、自分の意志で決めたものは「強要した」という。


前回、韓国の女性たちが騙されて連れてこられ、泣いて抗議したことを書いた。

それはイ・ヨンフン自身も述べている。





詐欺による徴集は実のところ、米軍資料や東京裁判資料、当時を回想する日本人の著作によって裏付けられている。


泣いた女性も多い。例えば、自身も慰安婦として戦地に向かった菊丸さんは、
「横浜を出て神戸に寄って、それから韓国の釜山で韓国人の女性もかなり乗船しました。彼女たちは私たちと違って志願ではなかったようで、チョゴリを着て乗り込んできたのですが、「アイゴ、アイゴ」と泣くのがなんとも悲しくて……私たちもつられて泣き出しましたよ。」・・・と回想している。(平塚柾緒『知られざる証言者たちー兵士の告白』 p339ーp349)

自ら、「慰安婦になること」を志願したわけではなく、「看護婦の仕事」とか「工場の仕事」とかいう名目でだまして連れて行ったのである。

ところが、イ・ヨンフンによるとこれは自発的らしい。

こういう。



騙されて異国に連れていかれ、泣いて抗議したが、これは「彼女たちの意志と選択によるものだった」という。
この部分は、帰国しようとした文玉珠さんが警告のような夢を見て、慰安所に引き返すシーンを解釈しているのだが、ここで分かるのは「慰安婦としての職業生活が彼女たちの意志と選択」だったことではなく、ただ単に「引き返したのは意志と選択よるもの」というだけである。慰安婦の生活が「詐欺によって騙されてはじまったこと」はすでに結論ができているではないか?

恐ろしい解釈もあったものだが、他にも奇怪な解釈が加えられている。


なんと、文玉珠さんの家が「妓生という職業」を「強要した」というのだ。

しかし、そんな事が文玉珠さんの回想のどこにあるというのか?

『ビルマ戦線 楯師団の「慰安婦」だった私 』で文さんはこう語っている。
歌うことが大好きな文玉珠さんにとって「妓生になる」という事は、「とびきりのアイデア」だったのである。

時代と状況の制約はあっても、明らかに自分の意志で決定している。

イ・ヨンフンは、書いてあることを完全に無視している。

そして、「騙されて連れて行かれた」ものを「彼女たちの意志と選択によるものだった」とし、「自分の意志で決めたもの」を「強要した」とする。

まるで逆というかない。

「強制」とはどういうものか?理解できないのだろうか?

彼らは資料から事実を読み取らない。悲惨な部分は無視し、歪曲し、頭の中で造る自分の解釈を優先している。

だから、こんなおかしな慰安婦論になってしまうのである。


             5

イヨンフンの講義では、文玉珠さんとその恋人との話が長々と語られている。(15:07~18:30)












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